オーストリアのインスブルック大学の研究チームは、SNSによる精神衛生への影響を研究している。その結果、SNSを長く使用しているユーザーほど、憂鬱感を感じ、自尊心が低くなる傾向にあることが判明した。
研究チームによると「Facebookの利用で気分がよくないと感じた人は、Facebookに費やした時間は意味がなかったと言っている」と指摘している。
SNSとは何だ。
「人との繋がり」。
これがSNSを利用する原因だと思う。
友人、同僚、家族が利用していれば、登録して利用しないといけない。
これは現代社会における義務である。強制力はないが、ほぼ強制的な義務である。
しなければ、人との繋がりが希薄になる。
過剰な利用は、いわば地獄だ。
精神が休まる時間もなくなる。もちろん自分の時間などあるわけない。
大量の投稿を読むことが仕事のようになってしまう。
男は、こういう状況になることを予想していた。
だから、登録はしているが、利用はしていない。
友人にも使用していないと言っている。
それが自分を守る手段だからだ。
現代社会では、
あらゆることから自分を守ることを考えながら生きていかないといけない。
ずいぶんと面倒な世の中になったもんだ。