肥満はよくはないが、「ぽっちゃり」ぐらいが健康にいいらしい。
日本の男性の肥満者は30%を超え、女性は20%を超えている。
世界肥満ランキングでは、163位と低い。
しかし、日本では自分を肥満だと思っている人が多い。
ダイエット関連事業も急成長を遂げている。
世界的に見れば、肥満大国というレベルではない日本。
「ぽっちゃり」という表現は、世界から見れば痩せているという事になりそうだ。
平均的な体格であるから健康なのではないのだろうか?
だから、日本人の平均寿命は高いのではないか?
今回の記事で知ったことがある。
「脂肪はエネルギーの貯蔵場所で、ビタミンA、E、Dをはじめ重要な栄養素がすべて入っている。加齢によって閉経を迎え女性ホルモンが卵巣から出なくなったときは、皮下脂肪から女性ホルモンが出てくるんです。女性にとって皮下脂肪は非常に重要なんですよ」
脂肪にビタミンA、E、Dが入っているとは思わなかった。
脂肪ですよ。
肥満者の敵です。
その上、皮下脂肪から女性ホルモンが出てくることも知らなかった。
疑いたくなる事だ。
脂肪が女性にとって重要なのだということは理解できる。
しかし、「ぽっちゃり」ぐらいが健康にいいという表現は誤解を与える。
世界の女性に誤解を与える。
その誤解が原因で、太りすぎて死亡する人も出るかもしれない。
言葉とは難しい。
個人の意見としては、
肥満は肥満として自覚を持ってダイエットに励んでいただきたい。